TEAC AX-505のこと(2) ― 2022年05月07日 09:29
2019年7月から使い続けているアンプですが、ふとpdfマニュアルを探したところ、ファームウェアアップデートが公開されていることに気づきました。
公開されているバージョンが1.04なので、これまで4回アップデートがなされたようです。
ですが、各アップデートでの改善履歴が一覧になっていないのは不親切であるように感じます。
とりあえずリモコンによる電源ON/OFFにかかわる不具合が改善されるかもしれないのでアップデートすることにしましたが、ここでトラブルが発生しました。
アンプ裏側のパネルには、一昔前のAndroidスマートフォンに使われていたUSB端子が配置されています。これがなぜか、通常?の上下逆に配置されています。この手の端子は、上下などの向きがわかりにくいので、配置向きを統一してほしいものです。
最近、実家で購入したE社のプリンターのUSB-B端子(ほぼ正方形で上の両角が欠けているもの)も、内部基盤の配置の影響か90度傾いていて、老齢の父も接続するときに戸惑っていました。
それはともかく、手持ちのケーブルで接続しようとしたところ、おかしな手ごたえを感じケーブルが固定されません。そこでケーブルを外してアンプ側を確認すると、端子が引っ込んでしまっていました。
そこで、アンプの側面装飾板・天板・後面板を外して確認したところ、基板に取り付けられていたUSB端子が、きれいに外れていました。外れた端子と基板をよくみると、どうも端子を基板に固定する爪が基板に半田で十分に固定されておらず、電極と端子の一部のみで固定されていたために、はがれてしまったようです。
このまま放置してもしかたがないので、基板の端子部分の半田を取り除いて、端子を再度取付けることにしました。ちなみに爪がはまる部分は、何もしなくても爪を差し込むことができました。
爪の部分の半田付けは、特に難しくはありません。一方、小さい端子部は、フラックスを塗布して5本の端子全体に半田を流した後、不要な半田を半田吸取り線で取り除くことで取り付けることができました。
ファームウェアアップデートについては、Windowsが入ったPCが必要ですが、マニュアル通りの手順で行うことができました。
これにより、リモコンによる電源ON/OFF(正確にはSTANDBYですが)の不具合が解消されたようなので、アップデートを行ったかいがあったようです。
なお、このアンプにはアナログ電源とスイッチング電源の2つが使われています。アナログ電源用のトランスがかなり小さい(直径5cmぐらい?)ので、入力部のバッファーアンプ部の電源のみに使われているようです。NCOREアンプにはスイッチング電源が標準的に用いられているので、品質上問題はありません。ですが、すべてスイッチング電源としたほうが、より軽く低コストに同等の品質を実現できたでしょう。
また、バッファーアンプにはNJM4580Dが各チャンネル1個、計2個使われていました。無難な選択だと思います。
公開されているバージョンが1.04なので、これまで4回アップデートがなされたようです。
ですが、各アップデートでの改善履歴が一覧になっていないのは不親切であるように感じます。
とりあえずリモコンによる電源ON/OFFにかかわる不具合が改善されるかもしれないのでアップデートすることにしましたが、ここでトラブルが発生しました。
アンプ裏側のパネルには、一昔前のAndroidスマートフォンに使われていたUSB端子が配置されています。これがなぜか、通常?の上下逆に配置されています。この手の端子は、上下などの向きがわかりにくいので、配置向きを統一してほしいものです。
最近、実家で購入したE社のプリンターのUSB-B端子(ほぼ正方形で上の両角が欠けているもの)も、内部基盤の配置の影響か90度傾いていて、老齢の父も接続するときに戸惑っていました。
それはともかく、手持ちのケーブルで接続しようとしたところ、おかしな手ごたえを感じケーブルが固定されません。そこでケーブルを外してアンプ側を確認すると、端子が引っ込んでしまっていました。
そこで、アンプの側面装飾板・天板・後面板を外して確認したところ、基板に取り付けられていたUSB端子が、きれいに外れていました。外れた端子と基板をよくみると、どうも端子を基板に固定する爪が基板に半田で十分に固定されておらず、電極と端子の一部のみで固定されていたために、はがれてしまったようです。
このまま放置してもしかたがないので、基板の端子部分の半田を取り除いて、端子を再度取付けることにしました。ちなみに爪がはまる部分は、何もしなくても爪を差し込むことができました。
爪の部分の半田付けは、特に難しくはありません。一方、小さい端子部は、フラックスを塗布して5本の端子全体に半田を流した後、不要な半田を半田吸取り線で取り除くことで取り付けることができました。
ファームウェアアップデートについては、Windowsが入ったPCが必要ですが、マニュアル通りの手順で行うことができました。
これにより、リモコンによる電源ON/OFF(正確にはSTANDBYですが)の不具合が解消されたようなので、アップデートを行ったかいがあったようです。
なお、このアンプにはアナログ電源とスイッチング電源の2つが使われています。アナログ電源用のトランスがかなり小さい(直径5cmぐらい?)ので、入力部のバッファーアンプ部の電源のみに使われているようです。NCOREアンプにはスイッチング電源が標準的に用いられているので、品質上問題はありません。ですが、すべてスイッチング電源としたほうが、より軽く低コストに同等の品質を実現できたでしょう。
また、バッファーアンプにはNJM4580Dが各チャンネル1個、計2個使われていました。無難な選択だと思います。
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