JBL4312Gの調整2023年08月12日 09:50

このスピーカーの特徴の一つに、バスレフポートからの音があります。この音は、元気の良さとともに不明瞭さをもたらしています。

だからといってポートをふさいでしまうと、このスピーカの良さをダメにしてしまいます。そこでポートをやや長くして、おとなしくさせることにしました。

ポートの長さは84mm、バッフル前面から後面の吸音材面までの長さは210mmなので、150mm程度までは無理なく伸ばすことができそうです。

実際には、幅150mmで切った厚さ2mmの黒フェルト(長さは500mmでした)を丸めて、バスレフポートに入れるだけです。これにより、ポート径はやや小さくなり、長さが150mmとなります。しかし、この状態では、ポップス系でやや低域がボンつくので、やや奥にずらして18cmとしました。

これにより低域の音量が下がるので、スコーカーとツィーターのレベルを下げる必要があります。当家の環境では、ともに3よりやや上の位置でバランスがとれました。

この状態では、ウーファーも人の声を担当していることがいいですね。ベースも明瞭になり、ポップス系の音楽もよい感じに楽しめる音になりました。
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アンプ作りなどを楽しみとしているnkiです。
作るときには,Webで公開されている様々な作例などを参考にしてきました。しかし,色々といただくばかりでは申しわけないので,今まで作ってきたもの(オリジナルなものではありませんが)を,ここで公開していきたいと思います。

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