ベース・マネジメント2025年11月02日 15:56

ベース・マネジメントとは、オーディオ信号の低域成分をメインスピーカーとサブウーファーに分割して再生するようにコントロールすることです。

デジタル処理でベース・マネジメントを行う機器としてminiDSPがあります。miniDSPはUSB-DACとしても機能するので、現在のシステムへの組み込みは容易です。しかし、調整にWinPCが必要になるなど、少々面倒に感じたので、簡易ながら同様のベース・マネジメント機能を持つWiim Ultraを導入しました。

Wiim Ultraは、ベース・マネジメント機能として、クロスオーバ調整(ハイパス・ローパスフィルター)、タイミング調整の機能を有しています。当然ながら、メイン・サブのレベル調整と位相調整(0°と180°のみ)も可能です。

実際の調整は、スマートフォンのアプリでクロスオーバー周波数を指定すると、スマホのマイクを利用して、レベル調整とタイミング調整を自動で行ってくれます。

クロスオーバー周波数は、Wiim Urtraを導入する前と同じ60Hzとしました。メインスピーカーの低域は45Hzで-6dBですので、それより15Hz上となります。

タイミング調整なしでは、メインスピーカーに対しサブウーファーが数ms遅れているようですが、これが補正されています。また、位相についても同相のままで、ディップが生じていないことが確認できました。

Wiim Ultraの導入の結果、音は大きく変化したということはありません。ただし、より低域の見通しが良くなったようには感じています(気のせいかも)。

また、Wiim Urtraのせいではなく、サブウーファーを導入していることによるのですが、ソースによる低域の違いに敏感になっているので、トーンコントロールで簡易に調整したい思いはあります。

デジタルプレーヤーとしてのWiim Ultraはよくできた製品です。通常のUSB-DACとの音の違いは、ほとんど感じられません。BluetoothがAACとSBCしかなく、この音にはやや甘さを感じます。しかし、通信は極めて安定しており、途切れることはありません。これについては、今まで使用していたUSB-DAC(LDAC, AptXにも対応)に比べ、大きく改善されました。

一つ残念な点があるとすれば、WebラジオでNHK(https://simulosa.drdi.st.nhk)が聞けない点でしょうか。Volumioでは可能でしたので、今後のアップデートで対応していただけるとよいのですが。
→再生できるようになりました。(2026-5-23)
<< 2025/11 >>
01
02 03 04 05 06 07 08
09 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

このブログについて

アンプ作りなどを楽しみとしているnkiです。
作るときには,Webで公開されている様々な作例などを参考にしてきました。しかし,色々といただくばかりでは申しわけないので,今まで作ってきたもの(オリジナルなものではありませんが)を,ここで公開していきたいと思います。

最近のトラックバック

RSS